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2008年6月19日 (木)

毎日3歳の娘を間にはさみ、親子三人川の字になって
寝ています。夜中に娘が、

「お父さん、背中かいて。」

と言って起こしてきました。
寝ぼけながらも娘の体のあちこちをかいてやりました。
寝ぼけていたのでよく分かりませんが、何となく

「ひなちゃん。」

と娘の名前を呼びました。
娘も寝ぼけていたのか普段と違って甘えた声で、

「なぁに?、おとうさん。」

と僕の方に寝返りをうち、僕を見つめました。
予想外の反応で、少しどきっとしました。

娘に「なぁに?」と聞かれたので何か答えないと、
でも、何て答えていいか分からず、また、

「ひなちゃん。」

と言いました。
すると娘は、また、

「なぁに?、おとうさん。」

と言いました。
うれしいような、はずかしいような。
やはり、何と答えていいか分からず、
ひなちゃん大好き、と言いたかったけど何だかはずかしくて
言えず、結局、何て言おうか考えているうちに
寝てしまいました。

夜中に娘と、こんな恋人同士のようなやり取りをしている
なんて"親バカ"というよりはただの"バカ"ですね。

それ以来、やはりバカなので、またあの時のように

「ひなちゃん。」

と言ってみたりしています。
あの甘えた返事どころか、ほとんど無視と言った感じです。

tencho-

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