« 2016年3月 | トップページ | 2016年7月 »

2016年4月

2016年4月21日 (木)

札幌へ

現在、オリジナルのシャンプー、トリートメントの委託製造を(株)ベル・クール研究所のご協力のもと計画を進めていまして、その打ち合わせのため(株)ベル・クール研究所のある北海道に行ってきました。

Bell

直接会ってお話しさせて頂いて感じたことは、とても強い信念を持っておられて、30年間それを貫き通してこられたこと。

製品作りにおいては一貫して職人の手作業によっての製品を作り続けていること。

  <HPより抜粋>

手作り化粧品について

現在、化粧品業界は機械作りが一般的になっており、手作りで作っている会社はあまり見かけません。何故なら、手作り化粧品は機械作りに比べて数倍のコストがかかるからです。また手作り化粧品を作る技術者達は、その知識や技術を数10年もの年月をかけて学びます。しかし、そうした長い経験があるからこそ、規格通りの機械作りとは違い、何回も温度を与えたり冷やしたり、混ぜる回転速度を加減したり、仕上がりを見ながら調整を行うことができるのです。また、人の感覚で作ることにより製造しながらお肌に対するテクスチャーが感じ取れるのも大きな利点です。技術者は皮膚の実態を知り尽くしていますから、安心安全で高品位の化粧品を作ることができます。

 

機械作り化粧品と手作り化粧品の違い

高分子原料と言われるお肌の保湿を行うヒアルロン酸やコラーゲン等は、機械で攪拌することで早く完成させることができます。ですが、その成分の特徴を引き出す為には攪拌せずに、長い時間をかけて自然の状態を保ちながら溶解を行う必要があります。こうすることで高分子原料の特徴を引き出し、同じ原料、同じ配合量でもより心地良いテクスチャーを感じてもらえるのです。また、ビタミンC(還元作用によってシミを取り除く成分)は熱に弱く、一時的に熱を下げてから配合しなければなりません。これが熱を与えすぎると、酸化ビタミンCに変わり、かえってシミを増すことになります。機械作りではこの現象を防ぐために抗酸化剤を配合しますが、この抗酸化剤の配合がまた皮膚を傷めるという結果を招きます。

化粧品原料にはその原料毎の特性というものがあります。あまり知られていないことですが、この特性を活かすことがお肌の活性を行うのです。つまり、手作り化粧品の最も良い部分とは、原料の特性を守るために温度、攪拌などを考え、界面活性剤、抗酸化剤、防腐剤などの使用過多により他の成分の特性を壊すことのないよう、技術者の五感を働かせながら製造できる所にあります。

また、本当の美しさとは、外面的、内面的、精神的の三つを磨いてこそと言う考えから、外面的なケアのみならず内面的なケアにも力を入れておられ、ノーベル賞を2度受賞したアメリカのポーリング博士が説いた分子矯正医学の理論をもとに栄養補助食品などを作られています。

(分子矯正医学とは体内に通常存在する物質を用いる医学的アプローチ。その中で多くの身体的、精神的疾患は、体の中のミネラルやビタミン、アミノ酸などのバランスを適正にすることによって治すことができると考えられています。)

今回短い滞在期間でありましたが、たくさんのお話が聞け、とても有意義な時間を過ごさせて頂くことが出来ました。

そして、今回オリジナルシャンプー、トリートメントの計画を進めていくのにあたり、まだまだ改善していけない点はあるのですが、100%の信頼で全てを託すことが出来るということは、滅多には無い事だと思います。

たまたま偶然繋がって出来たような関係ですがこのような素晴らしいご縁があった事に感謝したいと思います。

シャンプー、トリートメントについてですが、香りや感触でまだいくつか改良点がありますので、後2~3ヶ月はかかってしまうと思います。

心待ちにして下さっているお客様には申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さいませ。

tencho-

| | コメント (0)

« 2016年3月 | トップページ | 2016年7月 »